SM、コスプレ、複数プレイ、カーセックス
アブノーマルセックスと言われるジャンルはいろいろあるけれどその中でもなかなか挑戦しにくい代表格といえばアナルセックスではないでしょうか?
普段は便の出るところだしちょっと汚いイメージなどもありますが、やっぱり一番は痛そうというのが一番の心配点ではないでしょうか!
今回はノンケのボーイとしてアナルにちんぽを入れられた経験からアナルセックスの痛みに関してのポイントを紹介します。
アナルセックスって痛いの?
アナルセックスは痛いのか?
この疑問の結論から申し上げますと

痛いです、めっちゃ痛いです・・・。
これは個人差があることなので一概には言えませんが私の場合は、初めて入れられた時はそれはもう痛くて痛くて悶絶していたといのが答えです。
世界には食人族と言われる先住民が住んでいる北センチネル島や、死の谷と言われるアメリカのデスバレーなどの危険地帯はたくさんありますが、アナルにおいての危険地帯は個人的には2箇所あると思います。
そこを詳しく見ていきましょう!
危険地帯1 入口
肛門の入り口には肛門括約筋と呼ばれる筋肉があります。
肛門括約筋とはどのような役割をする筋肉なのでしょうか?
「括約(かつやく)」という意味はしめくくること、集めて一つにすることという意味があり要するに、お尻の穴を締めたり緩めたりするための筋肉です。


「やべべぇ、めっちゃうんこもれそう、これ絶対に間に合わへんやつや!」
という時や、おならをぷぅ〜とした瞬間、

「やべっ、おならと一緒に中身の具まで出てきよった!」
と誰もが一回は必ず?経験したであろう、危機的状況を食い止めるための最後の砦となるのが肛門括約筋です。
漏れそうなうんこを肛門括約筋によってキューッと閉めることにより入り口を封鎖、うんこ腸内にとどめて外に出てくるのを防いだり、
おならと一緒にちょっとだけ出てしまったうんちを、

せめてパンツにはつかしてはなるものか!
とケツの間に挟んで移動する時にキューッと閉めるなど
私たちは肛門の「括約筋」の活躍がなければ人生が終わっていた場面が幾度となくあるのです。
こんな私たちの人生を何度も救ってくれた救世主、メシアでもある肛門括約筋もアナルセックスでは一番の厄介者になるのです。
肛門括約筋は外からの侵入者が現れるとぎゅーっと閉じてしまう性質があります。
肛門括約筋とは、内部から外界へ出ようとする者がいれば「救世主」となりますが、外界から内部に入ろうとする者がいれば「反逆者」となるというとても厄介な一面を持っているのです。

肛門括約筋とは正式には内肛門括約筋と外肛門括約筋という二種類に別れます。
解剖学的にそれぞれの筋肉の神経支配が異なっており、自分の意志で動かせる随意筋である外肛門括約筋をいかに緩めるかといのがアナルセックスの一番のポイントになってきます。
図のように外肛門括約筋はアナルの表層、入り口付近にある筋肉なので入り口が最難関であるのであるといえるでしょう。
アナルセックスによるアナルの傷は、小さい穴が無理やり広がり裂けるという裂傷という傷に分類されるため、痛みの種類としてはピリピリとした痛みであることが特徴です。
デンジャラスゾーン2 奥
もう一つの危険な場所はアナルの奥になります。

図のようにアナルには直腸とその奥に直腸S状部、S結腸と続いていきます。
腸が大きく曲がっていたり、直腸の場合角度がついて腹部の内部に伸びているので、腸の角度に合わせせた角度でおちんちんを挿入しないと腸壁をエグルような形になってしまいます。

また、直腸の長さが約15~20センチなのでパートナーのおちんちんのサイズデカかったり、体位の状態によっては先端がこの直腸S状部に届く場合もあり、その時に痛みを感じます。
入り口が裂傷によるピリピリした痛みなのに対して、奥の痛みは腹部を内部から、ドンっドンっと殴られているような重い鈍痛が特徴的です。
しかしこの奥の直腸S状部やS状結腸はマニアの中では魅惑の性感帯と呼ぶ人もいるくらいのド級の気持ちよさを感じるとの話もあります
痛いのではなくまだ開発されていないがために痛みを感じているだけなのかもしれません。
アナルは実は性感帯

これまではアナルセックスの不安な点を主に紹介してにましたがアナルは開発次第で誰でも性感帯になりうる場所なのです。
アナル周辺は神経が非常にたくさんあり感じるということに関しては十分な場所です。
男性では前立腺、女性ではポルチオなどが近くにあることで、アナルによって裏側から刺激することができるため普段とは一味違う快感を得ることができます。
開発次第ではアナルでイクことも可能になるのですがやはり時間をかけてゆっくりと開発してくのがベストではないでしょうか。
私も初めての時は痛くてもん絶しておりましたがやはり人間慣れてくるもの。
痛みは気づけば快感に変わり絶頂へといざなう可能性も十分に秘めている場所なのです。
精神的なリラックスが必須

いろいろとここまでアナルセックスの痛みについて述べてきましたが、わたくしの個人的な見解を申し上げるとテクニックよりも安心して股を広げてアナルを預けることができる空気を作ってあげること、これが何よりも重要なのではないかと思います。
これまで述べてきたように普段出るところから逆に外から入れられるのは大きな傷みを伴うと同時に、非常に恐怖を感じます。
また緊張して体にグッと力が入ってしまうとそれに付随して肛門括約筋も力が入り、肛門がより強くしまってしまいます。
強くしまっているところ無理やりこじ開けようとすると余計に痛みを感じさらに体に力が入ってしまうという悪循環になってしまいます。
股を広げる前に、まずは自分が相手に心を開くこと、この方なら安心して身を任せることができるという信頼関係をしっかり作っておくこと、これが一番大切なことではないでしょうか。
アナルをほぐす

それではここから痛みを少しでも和らげるための具体的な方法になります。
何もしていないアナルは入口がガッチガチに閉ざされているためいきなりこじ開けようとしたら当然痛みを感じます。
そこで必要になってくるのがほぐすという行為です。
ここにどれだけ優しく、時間をかけられるか、アナリストの真価が問われます。
・指でほぐす
まずはタップリのローションを指につけてゆっくりと入り口を愛撫します。
ここで焦って突っ込むのはマジでNothing!普通に痛いです。
ゆっくりゆっくり

『こいつドMそうだしめちゃくちゃ焦らして、相手が「もう我慢できない、入れて♡」というくらいまで焦らしたろ!』
くらいのスタンスでちょうどいいのではないでしょうか。
普段は、

前戯がチョチョチョーっのちんぽすぐ入れてピストンをパンパンパンっして即終了!
という非常にせっかちで淡白なヤリチン気質のセックスをする習慣がついている人は非常に危険です。
アナルセックスをする際には焦る気持ちをグッと堪えて『全身舐め回さないと気がすまないっ!』という超絶ネチッコいセックスをする変態になったつもりでいきましょう。
アナルの表面というのも非常に敏感で、人によっては感じやすい、すごく気持ちいいと思う人もいるのでまずは表面をしっかりと刺激してあげることがポイントです。
・指を入れる
表面をこれでもかと焦らしまくったらアナル周りの皮膚、筋肉がはじめに比べたらとても柔らかくなってきているのを感じることができるのではないでしょうか。
こうなったらもう指を入れてもいいサインです。
まずは一本ゆっくり入れてみましょう。
欲張っていきなり2本なんてもってのほかです、欲張りさんは嫌われます。
ここで注意点!なのは爪は必ず短く切っておきましょう。
入れられる身になって初めて感じたのですがアナルの内壁は意外と敏感であり爪が長いと非常に痛いです。
もともとデリケートで非常に傷つきやすい部分にはなるので最低限のエチケットとして爪はしっかりと切っておきましょう。
なんなら、しっかりと爪をヤスリで磨いておくのも大事かもしれません。
アナルは性感染症を引き起こしやすい場所であり、その多くは血液感染して感染していきます。
爪によりアナルを傷つけてしまうリスクは少しでもしたほうが良いため、指を挿入する時に指にコンドームをつけたり、爪をヤスリで磨いて痛みだけでなく病気の心配をするのもとても大切でしょう。
・アナル拡張グッズを使う
指も入れれるようになりだいぶ広がってきたなと思ってもここでちんぽを入れようとすると高確率で痛いです。
指なら最低でも二本は入るような大きさまでアナルをほぐすことが大切です。
指ではなくアナル拡張グッズを使うのもおすすめです。
グッズにもいろいろなタイプがあるのですがアナルセックスをする際はプラグ型が一番効果的だと思います。
三角形になっているためゆっくりと自分のペースで拡大していくことができますし、グッズは作られている素材的に爪のようにアナル内壁を傷つける心配は少ないので安全だと言えるでしょう。
プラグ型にも様々な大きさのものがありますがいきなり大きいものを入れるのはもちろんNG。
グッズにもローションをタップリと塗って小さいサイズからゆっくり広げていきましょう。
まとめ
アナルセックスは経験の少ない初心者は非常に痛みを感じやすい傾向があります。
アナルセックスにおいて大事なほぐしていく行為、アナルのどこの部分で痛みが出やすいかを理解しておくことはパートナーの為にもとても重要です。
決して無理やりするなどの行為は相手を傷つけてしまう可能性もあります。
まだ経験が少ない方はパートナーとしっかりとした信頼関係を築きリラックスした状態で行為に入ることも非常に重要です。
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