日本人はどうやら奇数が好きらしい。
偶数は割り切れる数でたり、割り切れるとういうのは縁の切れ目を連想させる。
3種の神器、日本三景、石の上にも三年。
とりわけ「3」という数字はとりわけ縁起のいいものであるようだ。
3歳、5歳、7歳の子供の成長をお祝いする七五三。
そう、これは僕にとっての七五三であり盛大にお祝いされるべき、すばらしいことなのだ。

昨晩はかなり飲みすぎた、完全に二日酔いだ。
しかし指名してくれるお客様がいらっしゃる以上、もちろん俺はベッドの上で仰向けでフルチンだ。
薄暗い部屋の天井に甘橙の照明が一つ、酔いで頭がボーっとしているため自分の瞼が今閉じているのか、開いているのかもわからない。
只々、暗闇の中にぼんやり輝く一筋の光が一つ。
これを仏教では悟りを開く時に見える「光明」というのだろうか。

そう言えば、仏教の世界では「3」という数字を悟りを開く時の概念として表すのだとか。
「2」という対立の世界から「3」という対立を超えた中立な世界、
そう、「3」とは「中道」と呼ばれる世界は悟りの世界だと。

ちょっと〜、今日ア◯ルの中すんごいトロトロなんだけど〜
僕はこの世に生を受けて初めて知ったことがある
どうやら二日酔いの時は僕のアナルはトロトロになるらしい。
トロトロのア◯ルの中をスリスリと一本の指が前後する。

ちょっとぉ〜、今日ローションいらないんじゃなぁーい??

イヤ、ローションは流石に追加でお願いします、、
流石に自分の天然ローションだけでは厳しいのでローションを使ってもらうことに。
いや、普通おしりから愛液ってでるん??笑

ちょっと2本余裕なんだけど、どうゆうコトーっ!
確かに自分でも思うほど2本という感覚がない
なぜ。
俺はノンケ。
キツキツのウブなアナルが売りな俺がなぜ!?、なぜ2本の指を完全に受け入れているだ!!

「ワイ・ジャパニーズピーポオ?(Why Japanese people?)」
おそらく酒によってアナルの感覚が鈍くなっているか、締め付ける筋肉がゆるゆるになっているのか?
それとも僕は酔っ払うとア◯ルからトロトロの愛液を大量分泌する特殊な人種なのかもしれない!!
((((;゚Д゚)))))))

ちょっと、これ3本いけるんじゃなぁーい!
と2本の指が3本へとバージョンアップ!!
そして、IN!!!

あああぁぁー!!!
悲報!!
3本入るユルユルなア◯ルになってしまったようです。゚(゚´Д`゚)゚。
かなりキツかったが3本を受け入れてしまった。。。
アナルが悟りを開きました。

3とは「中道」の世界。
「2」とは物事が対立や矛盾、物事が2つの両極端に振り切っているはっきりとした世界、言わば二元性の世界。
善と悪、光と闇、男と女、肉体と精神、
「3」というのはこの二元性に新しい視点が加わる世界。
加わった新しいものにより、二元性が統合され物事を分けることができない、一つのものとして考える一元性の世界。
善かもしれないし悪かもしれない、光かもしれないし闇かもしれない、男かもしれないし女かもしれない。
物事は分離するものでなく、包括して一つのものとして考える世界。
そう、「中道」の世界。
そこには否定するわけでも、肯定するわけでもない
ただ、ありのままの姿を受けいれる世界。
自分の存在を、他人の存在を、みんなの存在を受け入れる世界。

この世の中に多くの人がおり、その人の数だけ沢山の価値観が存在している。
学校での成績にはじまり、街頭アンケートの欄には多くのチェック項目には多くの選択肢で溢れている。
人種、性別、職業、年収、、、
そう、この世の中は分類だらけで人は全てのことを区別したがる。
人は情報を分類して整理して頭の中のそれぞれの引き出しへと入れていく。
だからこそ分類できないもの、曖昧なものに不安感じる。
しかし世界は白でもなく、黒でもなく、グレーである。
分離をする、自分の価値観を主として他のものを否定的にとらえる考え方から、どんなことも否定をせずに尊重できる考え方へと新しく進もう。
只々やみくもに嫌がるのではなく、そこに優劣を見出すのではなくその全てを受けいれてあげよう、1つの個性として尊重してあげよう!
みんな違ってみんないい。
二元性から一元性へ。
そう、2の世界から3の世界へと。
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